高校化学
5分でわかる!水素の製法と水素化合物
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この動画の要点まとめ
ポイント
希ガスの性質
これでわかる!
ポイントの解説授業
希ガスの覚え方は、「へんなねぇちゃん歩いてくるよ、キセルくわえてらんらんらん」
みなさんは、希ガスを覚えていますか?
希ガスとは、元素の周期表において、18族に位置する元素のことでした。
このように、同じ族に属する元素のことを同属元素といいましたね。
希ガスには、次のような種類があります。
まずは、希ガス元素の種類を覚えるのが大事です。
少し聞きなれない元素もあるので、元素名と元素記号を、次のような語呂合わせで覚えましょう。
へんなねぇちゃん歩いてくるよ
きせるくわえてらんらんらん
He ヘリウム
Ne ネオン
Ar アルゴン
Kr クリプトン
Xe キセノン
Rn ラドン
ちなみに、これらの希ガスは、気球・電球・ネオンサインなど身近なところで使われています。
希ガスの種類を覚えたところで、希ガスの性質についても学習しましょう。
ここがテストでよく狙われます。
希ガスの性質 単原子分子
まず、1つ目のポイントは、単原子分子であることです。
HeやNeのように、原子1つだけで存在しているということですね。
希ガスの性質 価電子数0
2つ目のポイントは、価電子数0ということです。
みなさんは、価電子のことを覚えていますか?
最外殻にある1~7個の電子のことでしたね。
価電子は、原子の反応に大きく影響を及ぼしました。
しかし、希ガスは価電子が0個なので、非常に安定しているのです。
ちなみに、最外殻電子は、Neの場合は8個となります。
間違いやすいので注意しましょう。
希ガスの性質 融点・沸点が低い
3つ目のポイントは、融点・沸点が低いという性質です。
希ガスというぐらいですから、常温で気体としています。
つまり、沸点が常温より低くなっているというわけです。
以上、3つの性質は必ず覚えておきましょう。
今回のテーマは、「希ガスの性質」です。