高校化学
5分でわかる!二酸化硫黄の製法
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この動画の要点まとめ
ポイント
二酸化硫黄の製法
これでわかる!
ポイントの解説授業
前回は、硫黄の化合物として、硫化水素について学習しましたね。
硫黄については、もうひとつ有名な化合物があります。
次に、二酸化硫黄SO2 に注目していきましょう。
まずは、二酸化硫黄の製法です。
二酸化硫黄の製法 硫黄の酸化
まず、1つ目の製法を紹介します。
二酸化硫黄は、硫黄を酸化することで得られます。
反応式は、次のようになります。
S+O2→SO2
非常にわかりやすい酸化反応ですね。
二酸化硫黄の製法 銅と熱濃硫酸の反応
2つ目の製法を紹介します。
二酸化硫黄は、銅と熱濃硫酸の反応でも得られます。
熱濃硫酸は、とても強い酸化剤としてはたらきます。
反応式は、次のようになります。
Cu+2H2SO4→CuSO4+2H2O+SO2
ちなみに、酸化数をチェックしてみると、次のようになっています。
Cu:0→+2
S:+6→+4
硫黄の酸化数が減っているので、二酸化硫黄は酸化剤としてはたらくことがわかりますね。
二酸化硫黄の製法について、整理しておきましょう。
今回のテーマは、「二酸化硫黄の製法」です。