高校化学
5分でわかる!硝酸の製法
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この動画の要点まとめ
ポイント
硝酸の製法と性質
これでわかる!
ポイントの解説授業
一酸化窒素と二酸化窒素の製法は、銅と希硝酸、または濃硝酸を反応させていました。
このように、 硝酸HNO3 は様々なところでよく使われています。
アンモニアから硝酸をつくる
次のイラストは、硝酸をつくる装置を表しています。
はじめに、アンモニアを白金触媒で酸化し、一酸化窒素を作ります。
4NH3+5O2→4NO+6H2O
次に、一酸化窒素を酸化して二酸化窒素を作ります。
2NO+O2→2NO2
最後に、二酸化窒素を水に溶かします。
3NO2+H2O→2HNO3+NO
ようやく硝酸ができましたね。
ちなみに、ここで生じた一酸化窒素は、前の工程に戻して再利用されます。
硝酸の製法は、オストワルト法
アンモニア→一酸化窒素→二酸化窒素→硝酸と変化しましたね。
このような、硝酸の工業的製法のことを、オストワルト法といいます。
今回は、「硝酸の製法と性質」について解説していきます。