高校化学
5分でわかる!CaOとCa(OH)2の製法と性質
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この動画の要点まとめ
ポイント
酸化カルシウムと水酸化カルシウムの性質
これでわかる!
ポイントの解説授業
みなさんは、インドにあるタージマハルという建物を知っていますか?
大理石で作られた、非常に有名な建造物です。
大理石はいろいろなところで利用されており、カルシウムが含まれています。
他にも美術室においてある石膏像なども、多くのカルシウムを含んでいます。
今回は、カルシウムの化合物について、詳しく見ていきましょう。
酸化カルシウムCaOは生石灰
最初に紹介するのは、酸化カルシウムCaOです。
酸化カルシウムは、炭酸カルシウムCaCO3の加熱によって得られます。
反応式は、次のようになります。
CaCO3→CaO+CO2
ちなみに、酸化カルシウムは生石灰とも呼ばれます。
水酸化カルシウムCa(OH)2は消石灰
次に紹介するのは、水酸化カルシウムCa(OH)2 です。
水酸化カルシウムは、先ほどの酸化カルシウムからつくることができます。
反応式は、次のようになります。
CaO+H2O→Ca(OH)2
水酸化カルシウムは、消石灰とも呼ばれます。
以上を簡単にまとめると、次のようになります。
今回のテーマは、「酸化カルシウムと水酸化カルシウムの性質」です。