高校化学
5分でわかる!水銀の性質
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この動画の要点まとめ
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水銀の性質
これでわかる!
ポイントの解説授業
みなさんは、水銀という金属を聞いたことはありますか?
昔、水銀は、温度計に使われていました。
意外と身近にある金属だったのですね。
今回は、水銀の性質を4つ紹介します。
順番に見ていきましょう。
水銀の性質 常温・常圧で唯一の液体の金属
水銀は、常温・常圧で唯一液体の金属です。
金属といえば普通は固体なのに、液体として存在するのはとても不思議ですね。
これは水銀の最大の特徴なので、必ず覚えておきましょう。
水銀の性質 密度が大きい
水銀の密度は、13.55g/cm3 です。
水と比べると、非常に重たい物質であることがわかりますね。
水銀の性質 極めて有毒
また、常温で水銀を放置しておくと、自然と蒸発していきます。
この蒸気は、人体に極めて有毒なのです。
水銀の性質 アマルガムという合金をつくる
最後に、水銀の中に、他の金属を入れると、溶解して合金ができます。
この合金を、アマルガムといいます。
また、水銀の化合物である硫化水銀HgSは黒色ですが、加熱すると赤色になります。
こうしてできた物質は、朱とよばれ、赤色の顔料として用いられます。
今回のテーマは、「水銀の性質」です。