高校化学
5分で解ける!無機物質(テスト8、第1問)に関する問題
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この動画の問題と解説
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演習
解説
これでわかる!
問題の解説授業
演習は、銅のイオンに関する問題です。
前半と後半に分けて、考えていきましょう。
それでは、前半です。
Cu(OH)2は多量のNaOHに再溶解しない
硫酸銅(Ⅱ)水溶液は、銅(Ⅱ)イオンCu2+ を含んでいます。
ここに水酸化ナトリウム水溶液を加えると、青白色の沈殿が生じます。
このときに生じる物質は、水酸化銅(Ⅱ)Cu(OH)2 です。
Cu(OH)2を加熱すると、CuOの黒色沈殿
水酸化銅(Ⅱ)Cu(OH)2を加熱すると、酸化銅(Ⅱ)CuOが生じます。
Cu(OH)2からH2Oが取れるようなイメージですね。
そして、酸化銅には、酸化数によって、2つの種類がありました。
CuOは黒色、Cu2Oは赤色でしたね。
この2つの色の違いは、必ず押さえておきましょう。
続いて、後半です。
Cu(OH)2は多量のNH3に再溶解する
Cu2+を含む溶液に多量のアンモニア水を加えます。
すると、最初に生じた水酸化銅(Ⅱ) が溶解し、深青色の溶液に変化します。
このときに生じるイオンが何だったか覚えていますか?
テトラアンミン銅(Ⅱ)イオン[Cu(NH3)]2+ でしたね。
Cu2+にH2Sを通じると、CuSの黒色沈殿
硫酸銅(Ⅱ)水溶液に硫化水素を通じると、黒色沈殿が生じます。
これは、硫化銅CuSです。
硫化物の多くは黒色でしたね。
銅に関しては、沈殿や溶液の色がとても重要です。
きちんと整理しておきましょう。
今回は確認テストです。
練習問題を解きながら、これまでの内容を復習していきましょう。