今回のテーマは、「マンガンの単体とマンガンイオン」です。

マンガンといえば、みなさんは過マンガン酸カリウムという名前を聞いたことがあると思います。
過マンガン酸カリウムは、酸化還元滴定に使われるものでしたね。
また、私たちの身のまわりでは、マンガン乾電池などにも使われています。

今回は、マンガンの単体とマンガンイオンについて、見ていきましょう。

まずは、マンガンの単体について紹介していきます。
マンガンの単体は、図の左のような物質です。

銀白色の固体として覚えておきましょう。
少し地味な物質ですね。

それに対して、イオンは少し鮮やかな色をしています。

マンガンイオンMn²⁺の溶液は淡赤色を示します。
桃色に近い色ですね。

まずは、マンガンの単体とイオンについて、色を覚えておきましょう。