高校化学

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5分で解ける!系統分離に関する問題

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この動画の問題と解説

練習

一緒に解いてみよう

高校化学 無機物質51 練習 答えなし

解説

これでわかる!
練習の解説授業
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練習問題を解いていきましょう。

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今回は、実際に系統分離に挑戦する問題です。
これまでと同じ方法で分離していきましょう。

高校化学 無機物質51 練習 答えなし

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今、水溶液の中には、3種類の金属イオンが含まれています。
 銀(Ⅰ)イオンAg+
 銅(Ⅱ)イオンCu2+
 鉄(Ⅲ)イオンFe3+
それでは、実際に系統分離を進めていきましょう。

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 【Ag+,Cu2+,Fe3+

塩化物イオンCl-と反応して沈殿を生成するのは、Ag+・Pb2+

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1番目の操作は、 「希塩酸を加える」 です。
塩化物イオンCl-と反応する物質を探しましょう。
反応するのは、Ag+・Pb2+です。
今回の場合は、Ag+とCl-が反応して、AgClが沈殿します。
よって、沈殿1には塩化銀AgClがあてはまります。

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 【Cu2+,Fe3+

硫化物イオンS2-からできる沈殿については、溶液の液性に注意

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2番目の操作は、 「硫化水素を通じる」 です。
硫化水素を通じるときのポイントは、溶液の液性でした。
酸性・中性・塩基性のいずれでも沈殿を生成するのは、Cu2+・Ag+ です。
それに対して、中性・塩基性の場合のみ沈殿を生成するのは、Zn2+・Fe2+ です。

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今回の場合は、直前に希塩酸を加えたため、溶液は酸性になっています。
酸性でも沈殿を生じるのは、Cu2+ です。
そのため、Cu2+とS2-が反応して、CuSが沈殿します。
よって、沈殿2には硫化銅(Ⅱ)CuSがあてはまります。

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ちなみに、硫化水素は強い還元性をもつので、Fe3+は還元されてFe2+になっています。

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 【Fe2+

高校化学 無機物質51 練習 答えあり
系統分離
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