高校化学
5分で解ける!有機化合物(テスト1、第1問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
演習1
解説
これでわかる!
問題の解説授業
演習1は、炭化水素の性質についての理解を確認する問題です。
炭化水素とは、炭素Cと水素Hだけからなる有機化合物のことでしたね。
ア~エの中に1つだけ誤っている記述があります。
順番にチェックしていきましょう。
有機化合物の特徴は、可燃性、融点・沸点が低い、水に溶けにくい
ア 分子からなる物質が多い
炭化水素がどのような結合でできていたか、思い出せばいいですね。
炭化水素は分子結合を作るのでした。
よって、こちらは、正しい内容です。
イ 沸点・融点が高いものが多い
沸点・融点について覚えていればベストですが、なかなかそうもいきませんよね。
そんなときには、具体的な物質をイメージしてみましょう。
たとえば、有名な炭化水素にメタンがあります。
メタンは、メタンガスとも呼ばれるように、常温で気体です。
常温で気体ということは、沸点が高いとはいえませんね。
よって、こちらは、誤った内容です。
ウ 水に不溶なものが多い
炭化水素には、水に溶けにくいものが多いのでしたね。
その代わりに炭化水素は、有機溶媒に溶けやすいのでした。
よって、こちらは、正しい内容です。
エ 可燃性のものが多い
炭化水素の材料は炭素C、水素Hで、どちらもよく燃える元素でしたよね。
このことから、炭化水素は可燃性です。
よって、こちらも正しい内容です。
以上より、答えは、イです。
今回は、確認テストです。
実際に問題を解きながら、これまでの内容を復習していきましょう。