高校化学
5分でわかる!アルカンの定義
- ポイント
- ポイント
- 練習
この動画の要点まとめ
ポイント
アルカンの定義
これでわかる!
ポイントの解説授業
みなさんは、有機化合物の分類について学習したときの、アルカン・アルケン・アルキンという言葉を覚えていますか?
結合の種類によって、この3つは分類されていましたね。
今回は、アルカンについて、詳しく学習していきましょう。
アルカンとは、すべて単結合からなる鎖式炭化水素
アルカンには、次のような種類があります。
左から順に、メタン・エタン・プロパンと並んでいます。
みなさんは、これらの有機化合物の共通点がわかりますか?
これらは、すべて単結合からなる鎖式炭化水素です。
このような炭化水素を、アルカンというのですね。
アルカンの一般式は、CnH2n+2
そして、図の3つのアルカンに注目すると、炭素の数が増えるにしたがって、水素の数も増えています。
この関係を式で表すと、次のようになります。
CnH2n+2
実際に、炭素の数が3の場合、水素の数は2×3+2=8となります。
このように、アルカンの炭素と水素の関係を表した式を、アルカンの一般式といいます。
また、アルカンのように、共通の一般式で表される一群の化合物を、同族体と呼びます。
アルカンについて、まずは、用語を押さえておきましょう。
今回のテーマは、「アルカンの定義」です。