高校化学
5分で解ける!アルカンの性質とメタンの製法に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
アルカンの状態は炭素数で決まる
(1)は、常温・常圧におけるアルカンの状態に関する問題です。
アルカンは炭素数が増加すると、沸点・融点が上がっていきます。
ポイントは、常温・常圧において気体のアルカンと液体のアルカンの境界線でした。
常温・常圧において、炭素数1~4なら気体、炭素数5~17なら液体、炭素数18以上なら固体でしたね。
今回の問題では、プロパン・ブタン・ペンタン・ヘキサンの4種類が並んでいます。
常温・常圧で気体という条件にあてはまるのは、炭素数が4以下のプロパンC3H8 とブタンC4H10 だけですね。
よって、答えは、アとイです。
メタンの製法は、酢酸ナトリウム+水酸化ナトリウム
メタンCH4 をつくるには、酢酸ナトリウムCH3COONaと水酸化ナトリウムNaOHを混合して加熱します。
今わかっている物質をもとに反応式を立ててみると、次のようになります。
CH3COONa+NaOH→CH4+( )
あとは、( )に入るものを考えましょう。
とはいっても、反応の前後で全体の原子数は変わらないことを知っていれば、Na2CO3 が入ることが分かりますね。
練習問題を解いていきましょう。