高校化学
5分でわかる!シクロアルカンの性質

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この動画の要点まとめ
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シクロアルカンの性質
これでわかる!
ポイントの解説授業

先ほどは、シクロアルカンについて学習しました。
シクロヘキサンのように、炭素が円状につながった炭化水素のことでしたね。

しかし、シクロアルカンには、もっと色々な種類があるはずです。
今回は色々なシクロアルカンとその性質に注目していきます。
炭素数が3・4のシクロアルカンは化学的に不安定

次の図には、2つのシクロアルカンがあります。

左をシクロプロパン、右をシクロブタンといいます。
これらは、炭素数の少ないアルカンですね。

特徴としては、化学的に不安定ということが挙げられます。
つまり、簡単に別の物質に変化してしまう、ということですね。
炭素数が5・6のシクロアルカンは化学的に安定

他にも、シクロアルカンはあります。

左がシクロペンタン、右がシクロヘキサンです。
これらは、比較的炭素数の多いアルカンですね。
特徴としては、 「化学的に安定」 という点があげられますがあります。

今回紹介した4つのシクロアルカンでは、炭素数が増えるほど炭素結合同士の角度が広がっていきます。
すると、炭素同士が無理なくつながり、安定した状態になるわけです。

今回のテーマは、「シクロアルカンの性質」です。