高校化学
5分で解ける!有機化合物(テスト3、第2問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
確認テスト3
解説
これでわかる!
問題の解説授業
こちらは、アルカンの名前の付け方、構造式の書き方に関する問題です。
順番に見ていきましょう。
有機化合物に名前を付けるときには、主鎖のどこに何がついているかに注目
①では、アルカンに名前をつけましょう。
ポイントは、主鎖のどこに何がついているかに注目することでしたね。
まず、主鎖とは、一番長い鎖のことでした。
今回の場合は、炭素原子が3つ単結合でつながっています。
これは、プロパンですね。
次に、注目するのは、どこに何がついているかです。
今回の場合、2つ目の炭素にメチル基がついているということになりますね。
つまり、「2-メチル」となります。
最後に、「プロパン」と「2-メチル」をくっつけると、「2-メチルプロパン」となります。
よって、答えは、2-メチルプロパンです。
②でも、アルカンに名前をつけましょう。
主鎖は、こちらもプロパンです。
それに対して、2番目の炭素に2つのメチル基がついていることに注目しましょう。
このような場合は、2,2-ジメチルと表します。
「ジ」というのは、「2」を表すギリシア語でしたね。
つまり、「ジメチル」とは、「2つメチル基がついている」という意味になるわけです。
よって、答えは、2,2-ジメチルプロパンとなります。
有機化合物の構造式を書くときにも、主鎖のどこに何がついているかに注目
最後は、③です。
こちらは、構造式を書く問題ですね。
この場合も、考え方は同じです。
3-メチルペンタンということは、3番目の炭素にメチル基がついているペンタンという意味です。
まずは、主鎖であるペンタンの炭素を書きましょう。
炭素原子5つが一列に並ぶことになります。
その中で、3番目の炭素にメチル基がつくというわけですね。
答えは、次のようになります。
演習2です。