高校化学
5分でわかる!アルコールの級数
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この動画の要点まとめ
ポイント
アルコールの級数
これでわかる!
ポイントの解説授業
前回は、アルコールの分類について学習しました。
アルコールの価数とは、ヒドロキシ基の数に注目した分類でしたね。
今回は、別の分類方法を紹介します。
アルコールの級数とは、ヒドロキシ基が結合している炭素原子に、ほかの炭化水素基がいくつ結合しているかで分類
次の表を見てください。
第一級アルコール・第二級アルコール・第三級アルコールの3つが並んでいますね。
「R1」~「R3」には、CH3やC2H5のような炭化水素基が入ります。
今回は、ヒドロキシ基がくっついている炭素に注目しましょう。
第一級アルコールの場合、「R1」が1つくっついています。
第二級アルコールの場合、「R1とR2」の2つがくっついています。
第三級アルコールの場合、「R1~R3」の3つがくっついています。
このように、アルコールの級数とは、ヒドロキシ基が結合している炭素原子に、他の炭化水素基がいくつ結合しているかを表しているのです。
今回のテーマは、「アルコールの級数」です。