高校化学
5分でわかる!アルコールの反応
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この動画の要点まとめ
ポイント
アルコールの反応
これでわかる!
ポイントの解説授業
アルコール+ナトリウム⇒ナトリウムアルコキシド
アルコールの反応について、代表的なものを解説していきます。
最初に一般的な式を紹介し、その後に具体的な式を見ていきましょう。
アルコールR-OHとナトリウムNaを反応させると、次のような反応が起こります。
「R」は、CH3などの炭化水素基を表しています。
2R-OH+2Na→2R-ONa+H2
アルコールの -OH が -ONa に変わっていますね。
このときの、R-ONaという物質を、ナトリウムアルコキシドといいます。
分かりやすいように、具体的な式も見てみましょう。
今回は、アルコールとして、エタノールC2H5-OHを用意しました。
2C2H5-OH+2Na→2C2H5-ONa+H2
この場合も、エタノールの -OH が -ONa に変わっています。
このとき、ナトリウムエトキシドという物質が発生することになります。
つまり、ナトリウムエトキシドは、ナトリウムアルコキシドの一種だと言えますね。
アルコールの反応としては、アルコール+ナトリウム⇒ナトリウムアルコキシドを覚えておきましょう。
今回のテーマは、「アルコールの反応」です。