高校化学

高校化学
5分でわかる!エーテルの性質

36

5分でわかる!エーテルの性質

36
トライ式高等学院通信制高校トライ式高等学院通信制高校

この動画の要点まとめ

ポイント

エーテルの性質

高校 化学 5章 3節 34 2 答えあり

これでわかる!
ポイントの解説授業
lecturer_avatar

今回のテーマは、「エーテルの性質」です。

lecturer_avatar

前回は、エーテルの定義について学習しました。
エーテルとは、官能基の一種であるエーテル結合をもつ物質でしたね。

lecturer_avatar

次に、エーテルの性質を見ていきましょう。

エーテルは、有機溶媒として用いられる

lecturer_avatar

1つ目の性質は、有機溶媒として用いられるということです。

lecturer_avatar

溶媒という言葉は、溶液のところで登場しましたね。
たとえば、食塩水の場合、食塩が溶質、水が溶媒でした。
溶媒のうち、有機化合物からなるものを特に有機溶媒といい、その代表がエーテルです。

lecturer_avatar

ところで、有機化合物は有機溶媒によく溶けるという性質を覚えていますか?
有機化合物は有機溶媒と、無機化合物は無機溶媒と相性がよいのでしたね。
そのため、有機化合物を液体に溶かす場合、無機溶媒である水よりも、有機溶媒であるエーテルが用いられます。

エーテルは、引火性が強い

lecturer_avatar

2つ目の性質は、引火性が強いです。
つまり、非常に燃えやすいということですね。
取り扱いには十分に注意しましょう。

エーテルは、アルコールの脱水によって得られる

lecturer_avatar

3つ目の性質は、アルコールの脱水によって得られるということです。
アルコールの脱水を紹介したとき、エーテルが生成する場合がありましたね。
アルコールと濃硫酸の混合物を約130℃で加熱すると、分子間脱水が起こります。
これによって生じるのがエーテルでしたね。

高校 化学 5章 3節 34 2 答えあり

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

トライ式高等学院通信制高校
エーテルの性質
36
友達にシェアしよう!
トライ式高等学院通信制高校