高校化学
5分で解ける!カルボニル化合物に関する問題

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この動画の問題と解説
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
ケトンは、カルボニル基の両側が炭化水素基

(1)は、アルデヒドとケトンを区別する問題です。
アルデヒドとケトンは、どちらもカルボニル基をもっています。
カルボニル基の両側が炭化水素基ならば、ケトンになります。
カルボニル基の片側が水素原子ならば、アルデヒドです。

したがって、ケトンは、イですね。

ケトンの製法は、第二級アルコールの酸化

(2)は、アルコールの酸化の問題ですね。

アルコールの酸化については、アルコールの級数が重要でしたね。
まずは2-ブタノールの構造式を書くことから始めましょう。
語尾が -ol ですから、これはアルコールですね。
次に、ブタノールは、炭素数4のブタンからできます。
これらをまとめると、2番目の炭素にOH基が結合したブタンです。
つまり、2-ブタノールは、第二級アルコールなのです。

第二級アルコールの酸化によって何ができるか、覚えていますか?
それは、ケトンでしたね。
ポイントは、2Hをとるです。
実際に構造式で表してみると、答えは次のようになります。


練習問題を解いていきましょう。