高校化学
5分でわかる!カルボン酸の分類
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この動画の要点まとめ
ポイント
カルボン酸の分類
これでわかる!
ポイントの解説授業
前回は、カルボン酸の定義について学習しました。
カルボン酸とは、カルボキシ基をもつ化合物のことでしたね。
次に、カルボン酸の分類について考えていきましょう。
カルボン酸は、分子内のカルボキシ基の個数で分類
カルボン酸は、分子内のカルボキシ基の個数によって分類されています。
次の表には、「飽和モノカルボン酸」と「飽和ジカルボン酸」の2つがありますね。
飽和モノカルボン酸といえば、ギ酸と酢酸
まずは、飽和モノカルボン酸に注目しましょう。
「モノ」はギリシア語で、「1」の意味でした。
つまり、分子内に1つのカルボン酸を含むということになります。
ギ酸HCOOHと酢酸CH3COOHの2つがあげられています。
ちなみに、「飽和」とは、炭素原子間の結合がすべて単結合からなるという意味でしたね。
飽和ジカルボン酸といえば、シュウ酸
次は、飽和ジカルボン酸です。
「ジ」はギリシア語で、「2」の意味でした。
つまり、分子内に2つのカルボン酸を含むということです。
シュウ酸(COOH)2 が例となっていますね。
このように、カルボキシ基同士が直接結合したようなカルボン酸もあるのですね。
ギ酸・酢酸・シュウ酸という代表的なカルボン酸とその分類を覚えておきましょう。
今回のテーマは、「カルボン酸の分類」です。