高校化学
5分でわかる!ギ酸の性質
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この動画の要点まとめ
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ギ酸の性質
これでわかる!
ポイントの解説授業
次に注目するのは、ギ酸です。
ギ酸は、炭素数が最も小さいカルボン酸です。
ギ酸は、カルボン酸の中でも、特殊な性質をもっています。
詳しく見ていきましょう。
ギ酸はカルボキシ基をもち、カルボン酸の性質を示す
次のように、ギ酸の構造式を表しました。
図の右側を見てください。
ギ酸がカルボキシ基COOHをもつことは、みなさんも知っていますね。
そのため、ギ酸は酸性を示します。
これを表しているのが、図の右側です。
ギ酸はアルデヒド基をもち、アルデヒドの性質を示す
もう一つ注目して欲しいのが、図の左側です。
ここには、なんとアルデヒド基CHOがありますね。
ギ酸はアルデヒド基をもっているので、アルデヒドの性質も示すのです。
アルデヒドの性質といえば、還元性が有名ですよね。
ギ酸は、銀鏡反応やフェーリング液の反応も起こすことになります。
ギ酸はカルボン酸とアルデヒドの性質をあわせもつ
このように、ギ酸は、カルボキシ基とアルデヒド基を合わせもっています。
そのため、酸性と還元性の両方の性質をもつのです。
これが、ギ酸の最大の特徴です。
ギ酸の製法は、メタノールの二段階の酸化
ギ酸については、製法も押さえておきましょう。
ギ酸も、酢酸と同じようにアルコールの酸化によって作ります。
メタノール ⇒ ホルムアルデヒド ⇒ ギ酸
以上のように、ギ酸の最大の特徴は、カルボキシ基とアルデヒド基を合わせもつことです。
しっかりと覚えておきましょう。
今回のテーマは、「ギ酸の性質」です。