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5分でわかる!カルボン酸と酸性

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この動画の要点まとめ

ポイント

カルボン酸と酸性

高校 化学 5章 3節 42 2 答えあり

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「カルボン酸と酸性」です。

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みなさんは、カルボン酸について学習してきました。
カルボン酸というぐらいですから、酸の性質を示すことは予想できますよね。
カルボン酸は、酢酸のイメージからもわかるとおり、弱酸なのです。
今回は、カルボン酸の酸の強さに注目してみましょう。

カルボン酸+水酸化ナトリウム⇒中和反応

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最初に、カルボン酸水酸化ナトリウムNaOHを反応させてみましょう。
この2つが反応すると、中和反応が起こりますね。
中和が起こるためには、酸と塩基が必要です。
今回の場合、酸はカルボン酸、塩基は水酸化ナトリウムですね。
このように、カルボン酸が酸であることが確認できました。

高校 化学 5章 3節 42 1行目・2行目

カルボン酸の塩+塩酸⇒酢酸の遊離

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次に、カルボン酸の塩塩酸HClを反応させてみましょう。
カルボン酸は弱酸の塩、塩酸は強酸です。
こんな場合には、弱酸の遊離が起こるのでしたね。

高校 化学 5章 3節 42 3行目・4行目

カルボン酸+炭酸の塩⇒炭酸の遊離

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最後に、カルボン酸炭酸水素ナトリウムNaHCO3 を反応させます。
すると、次のようになります。

高校 化学 5章 3節 42 5行目・6行目

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みなさんは、この式の意味がわかりますか?
今回も弱酸の遊離が起きているのは同じです。
しかし、二酸化炭素が遊離していることを考えると、炭酸よりも酢酸の方が強いということですね。

酸の強さは、塩酸、希硫酸>カルボン酸>炭酸

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2つ目の反応では、酢酸は塩酸に負けています。
しかし、3つ目の反応では、酢酸は炭酸に勝っています。

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このことから、酸の強弱関係がわかりますね。
酸の強さは、次のようになります。
 塩酸、希硫酸>カルボン酸>炭酸

高校 化学 5章 3節 42 2 答えあり

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酸の強弱は、色々なところで登場します。
必ず、「塩酸、希硫酸>カルボン酸>炭酸」の順を覚えましょう。

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

カルボン酸と酸性
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