高校化学
5分で解ける!フェノールの置換反応に関する問題
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
こちらは、フェノールの置換反応に関する問題です。
フェノールは、オルトとパラの位置で置換反応を起こしやすいのでしたね。
確かに、出来上がった物質Aは、オルトとパラの位置に、ニトロ基NO2がついています。
さて、ここまで確認できたら、設問を見ていきましょう。
フェノール+濃硝酸⇒2,4,6-トリニトロフェノール(ピクリン酸)
(1)は、物質Aの名称を答える問題です。
順番に考えていきましょう。
ベースとなっているのは、フェノールです。
3つのニトロ基がついているので、トリニトロとなります。
最後に、ニトロ基がついているのは、ヒドロキシ基から見て2,4,6の位置です。
よって、答えは、2,4,6-トリニトロフェノールとなります。
ちなみに、別名のピクリン酸でも正解となります。
(2)は、物質Aの結晶の色を答える問題です。
こちらは、黄色の結晶でしたね。
練習問題を解いていきましょう。