【中学地理】等高線とは?
1. 等高線とは?
地形図上で、同じ高さを結んだ線のことを 等高線 といいます。等高線には 主曲線 と 計曲線 の2種類があります。
主曲線と計曲線の間隔(何mおきに引かれるか)は、地形図の 縮尺 によって変わります。縮尺が25,000分の1の地図では、主曲線は 10m ごと、計曲線は 50m ごとに引かれます。50,000分の1の地図では、主曲線は 20m ごと、計曲線は 100m ごとに引かれます。
等高線から高さを読み取る問題では、特に 主曲線 の読み取りが大事になります。等高線の種類と間隔を、しっかり覚えておきましょう。
2. 等高線に関する一問一答
問題
地形図上で、同じ高さを結んだ線を何という?
解答と解説
正解は 等高線 。「 同じ高さを結んだ線 」という記述がヒントです。等高線には 主曲線 と 計曲線 があることもおさえておきましょう。
3. 等高線の間隔に関する問題
問題
25,000分の1の地形図では、主曲線は何mごとに引かれている?
(ア)10m
(イ)20m
(ウ)50m
(エ)100m
解答と解説
正解は (ア) 。等高線の間隔については、次の表でもう1度確認しておきましょう。
映像授業による解説
4. 等高線の間隔と傾斜に関する問題
問題
下の図で、傾きがより急な地点は A と B のどっち?
解答と解説
正解は A 。A地点の方がB地点よりも 等高線の間隔が狭い ため、Aの方が急だと判断できます。次のポイントをおさえておきましょう。
等高線の間隔と傾斜の関係
等高線の間隔が狭い=傾斜は急
等高線の間隔が広い=傾斜は緩やか
映像授業による解説
Try ITの映像授業と解説記事
等高線の種類と地形図について詳しく知りたい方はこちら
この記事では、 「等高線について詳しく知りたい」という人に向けて解説 します。また、テストでよく出題される「等高線」に関する問題も紹介します。