高校生物基礎
5分でわかる!動脈・静脈・毛細血管の違い
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この動画の要点まとめ
ポイント
動脈・静脈・毛細血管の構造
これでわかる!
ポイントの解説授業
「内皮」は、動脈・静脈・毛細血管に共通
動脈は心臓から出た血液を通す管、静脈は心臓から戻って来る血液が流れる管です。毛細血管は、動脈と静脈をつなぐ細い管で、閉鎖血管系にのみ見られるのが特徴でした。
それぞれの血管の構造を図で確認しましょう。動脈、静脈、毛細血管に共通する構造は 内皮 です。内皮は、血液に接する一番内側の部分の皮のことをいいます。
動脈と静脈にだけ見られる筋肉
動脈と静脈には、 内皮 の外側をさらに覆っている部分がありますね。これは 筋肉 です。
血管に筋肉がついているなんて意外ですよね。でも、すべての血管に筋肉がついているわけではありません。 動脈と静脈にだけ筋肉がみられ、毛細血管には筋肉はありません 。
また、動脈と静脈の筋肉を比べると、動脈の方が厚いですね。 動脈は、心臓から勢いよく流れてきた血液が最初に通る管なので、静脈よりも筋肉が発達して丈夫 なのです。
閉鎖血管系と開放血管系どちらにも共通して見られる 動脈 と 静脈 、そして閉鎖血管系にのみ見られる 毛細血管 、それぞれの構造について説明していきます。