高校生物基礎
5分でわかる!体内成分の測定
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この動画の要点まとめ
ポイント
体内成分の測定
これでわかる!
ポイントの解説授業
体に足りない成分や、腎臓の働きがわかる!
わたしたちほ乳類において、体液濃度の調節を担っているのは腎臓です。これまで学習してきた腎臓が尿をつくるプロセスをもう一度簡単に振り返りましょう。
腎臓では、糸球体に流れ込んだ血液がろ過されてボーマンのうへと流れ込みます。この液体成分を 原尿 といいましたね。原尿のうち体に必要な成分は、腎細管、集合管を通る際に血液中に 再吸収 されるのでした。
病院での血液検査や尿検査では、血しょうや尿にどの成分がどれくらいの濃度であるかを知ることができます。尿や血液の成分を調べれば、「いま体にいったいどんな成分が足りないのか」「腎臓はしっかり働いているのかどうか」といった健康状態がわかることになるのです。
みなさんは病院で健康状態を調べるとき、 血液検査 や 尿検査 を行ったことがありませんか? 血しょう(血液の液体成分)や尿などの体液を採取することで、いったい何を調べているのでしょうか?