高校生物
5分でわかる!生存曲線
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生存曲線
これでわかる!
ポイントの解説授業
生存曲線:特定世代の生存数を経時的に測定したグラフ
生存曲線とは、特定世代の生存数を経時的に測定したグラフです。
下に示された生存曲線を例に、その特徴を確認しましょう。
生存曲線の縦軸は生存個体数の相対値を表しています。
さらに数値が、10、100、1000という対数目盛りになっているので注意しましょう。
生存曲線の横軸は相対年齢を表しています。
こちらは数値的には等間隔になっています。
しかし、個体が生まれたときをの年齢を0、その世代の全てが死滅したときを100として相対的に表されているので注意しましょう。
生存曲線には3種類あります。晩死型、早死型、一定型です。
それぞれの生存曲線の縦軸に注目しましょう。
個体数は、どれも1000からスタートし、最後は0になっています。
これは、最初に生物が1000匹いるわけではなく、相対値なので注意しましょう。
次に、それぞれの生存曲線の横軸に注目しましょう。
どの生存曲線も、年齢が100のときにグラフが収束しています。
これも、100年後に生物が死滅するわけではなく、その世代全てが死滅したときを表す相対値なので注意しましょう。
つまり、生存曲線は、最初の個体数を1000とし、その世代のすべてが死滅するときを相対年齢100としたグラフなのですね。
生存曲線の特徴をおさえましょう。
生存曲線について見ていきましょう。