高校生物
5分でわかる!縄張り制
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この動画の要点まとめ
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縄張り制
これでわかる!
ポイントの解説授業
縄張り:食料や繁殖場所の確保を目的とした空間
縄張りという言葉は聞いたことがあるかもしれませんね。
縄張りとは、食料などの確保を目的とした空間です。
一個体ごとに縄張りを決めておけば、その生物種どうしの無用な争いがなくなります。
すると、その領域全体の群れをなるべく大きくすることができるのです。
群れが大きくなると、競争に強くなり、種を保存するうえで有利になります。
縄張り制は、群れを大きくするための工夫なのです。
縄張りを作る生物の例としては、アユやカワセミがあげられます。
アユが縄張りを作る目的は、食料の確保です。
食料の確保を目的とした縄張りは、採餌縄張りと呼ばれます。
カワセミが縄張りを作る目的は、生殖の場所の確保です。
生殖の場所の確保を目的とした縄張りは、繁殖縄張りと呼ばれます。
繁殖縄張りを作る生物としては、魚類のイトヨも有名です。
採餌縄張りと繁殖縄張りという2種類の縄張りについておさえましょう。
縄張り制について見ていきましょう。