高校数学B
5分でわかる!等差数列{a_n}
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この動画の要点まとめ
ポイント
等差数列{a_n_}
これでわかる!
ポイントの解説授業
差が一定になる数列!
等差数列とはどんな数列か、具体例を1つ挙げてみます。どんな規則性があるか、みなさんも少し考えてみてください。
2,5,8,11,14,17,……
この数列の規則は、 (後ろの数)-(前の数) を考えると見えてきますね。そう、隣り合う2つの数をとってくると (後ろの数)-(前の数)=3 となっている数列なのです。
このように (後ろの数)-(前の数)が一定 という規則をもつ数列を 等差数列 と呼びます。「等差数列」という漢字の通り、「差が等しい数列」なのですね。
「初項」「公差」……用語をおさえよう!
「等差数列」については理解できましたか? ここでは「初項」「公差」という2つの用語についてもおさえておきましょう。
初項
数列の一番最初の項 のことを 初項 といいます。
例えば数列 2,5,8,11,14・・・
とあれば初項は2ですね。
公差
等差数列における
(後ろの数)-(前の数)
の値を 公差 といいます。
数列 2,5,8,11,14・・・
では、公差は3でしたね。
等差数列は公差が一定の数列!! です。しっかり理解しておきましょう。
今回のテーマは 等差数列 です。
ある規則性に従って並んでいる数を、数列といいましたね。数の並び方には様々な規則があり、数列にも様々な種類が存在します。その数列の中で、最も重要な数列のひとつが今回から学習する 等差数列 です