高校数学Ⅰ
5分でわかる!指数の計算1
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この動画の要点まとめ
ポイント
指数の計算①
これでわかる!
ポイントの解説授業
今日覚えてほしいのは、2つの計算パターン。
次の計算をしよう。
a2×a3
(a2)3
a2×a3と(a2)3は別の計算
「あれ?同じ計算になるんじゃないかな?」と思ったかもしれない。
でもね、この2つは、 全く別のことを表している んだ。
ポイントを確認してみよう。
文字のかけ算なら「右肩のたし算」
まず、左側のa2×a3を考えてみよう。
a2=a×a、a3=a×a×a だよね。
a2×a3
= (a×a)×(a×a×a)
= a5 となるね。
文字の右肩の部分だけ見ると、2+3=5
つまり、 文字のかけ算の答えは、「右肩の数のたし算」 になっているんだ。
文字の累乗なら「右肩のかけ算」
次に、(a2)3を考えてみよう。
a2=a×aだよね。この(a×a)を3乗するから、
(a2)3
= (a×a)×(a×a)×(a×a)
= a6
文字の右肩の部分だけ見ると、2×3=6
つまり、 文字の累乗の答えは、「右肩の数のかけ算」 になっているんだ。
指数の2つの計算の違いをしっかりおさえて、問題をいっしょに解いていこう。
今回のポイントは「 指数の計算 」だよ。
a×a=a2
b×b×b=b3
このa2やb3の、 右肩に乗っている数を指数 と呼ぶんだったね。