高校数学Ⅰ
5分でわかる!展開のおさらい1

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この動画の要点まとめ
ポイント
展開のおさらい①【分配法則】
これでわかる!
ポイントの解説授業
展開は、かけ算してカッコを外すこと
かけ算をカッコの中に分けて配る
例
次の式を展開せよ。
x(x+2)

まず、x(x+2)を解いてみよう。
この場合、カッコの外にあるxを カッコの中にかけ算していけばいい んだったね。
x(x+2)の計算


カッコの外のxが、カッコの中のxとx+2に「分けて配られる」から、この計算を 分配法則 と呼ぶんだ。
上からビュンビュン、下からビュンビュン
例
次の式を展開せよ。
(x+1)(y+2)

今度は(x+1)(y+2)を考えてみよう。
分配法則をちょっと応用すれば大丈夫だよ。
(x+1)(y+2)の計算


前のカッコのxが、後ろのカッコのyと+2にかかっているね。
また、前のカッコの+1も、後ろのカッコのyと+2にかかっているね。
上からビュンビュン、下からビュンビュンでカッコを外していくイメージ だよ。

ポイントをまとめると次の通りだね。
POINT


さっそく問題を解いて練習していこう。

今回のテーマは「展開の計算」だよ。
展開の計算は、中学校の数学でも出てきたんだけど、覚えているかな?
「展開する」とは 「かけ算してカッコを外す」 ことだったよね。
う~ん……忘れちゃったかも、という人でも大丈夫!
いっしょに復習していこう。