高校数学Ⅰ
5分で解ける!カタマリを利用する因数分解1に関する問題
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
x-y=Aと置いて、因数分解をしよう
(x-y)2-4(x-y)-12
式をよく眺めると、 同じカタマリの(x-y)が見つかる よね!
カタマリが見つかったら、 x-y=A とおくんだ。
すると・・・
x-y=A とおくと
(x-y)2-4(x-y)-12
=A2-4A-12
A2-4A-12という式が出てきたね。
xの2乗+(たし算)x+(かけ算)の公式で因数分解
A2-4A-12だったら因数分解できそうだよね。
そう、これは 「xの2乗+(たし算)x+(かけ算)」の因数分解 が使えそうだ。
「かけて-12」「たして-4」となる2つの数を探すと、「-6と2」が出てくる。
よって・・・
x-y=A とおくと
(x-y)2-4(x-y)-12
=A2-4A-12
=(A-6)(A+2)
因数分解ができて(A-6)(A+2)というすっきりしたカタチになったよね。
A=x-yに戻すのを忘れずに
ただし、Aは自分で勝手に持ってきた文字だから元に戻さないといけないね。
x-y=A とおくと
(x-y)2-4(x-y)-12
=A2-4A-12
=(A-6)(A+2)
=(x-y-6)(x-y+2)
一見、与式は難しそうだったけれど、カタマリを見つけて利用することで、とても簡単に因数分解できたね。
同じカタマリが見つかると、因数分解がうまくいくパターンだね。
ポイントを振り返ろう。