高校数学Ⅰ
5分で解ける!カタマリを利用する因数分解2に関する問題
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この動画の問題と解説
例題
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解説
これでわかる!
例題の解説授業
x2=Aとおいて因数分解しよう
x4=(x2)2だね。
x2=Aとおく と、次のような式に変形できるよ。
x2=Aとおくと
x4+4x2-5
=( x2 )2+4 x2 -5
= A 2+4 A -5
A2+4A-5なら、因数分解できそうだね。
「xの2乗+(たし算)x+(かけ算)」の公式を使おう。
「かけて-5」「たして4」になる2つの数は、-1と5だね。
したがって
A2+4A-5
=(A-1)(A+5)
すっきりしたカタチになったね。
A=x2に戻す
Aは自分で勝手に持ってきた文字だからx2に戻そう。
x2=Aとおくと
x4+4x2-5
=(x2)2+4x2-5
=A2+4A-5
=(A-1)(A+5)
=(x2-1)(x2+5)
忘れがちな(x2-1)の因数分解
ただし、ここで安心したらダメだよ。
まだ因数分解できる部分が残っていないかな?
(x2-1)(x2+5)
そう、(x2-1)は、「(2乗)-(2乗)」のカタチだから、因数分解しておかないとダメだね。
よって答えは次のようになるんだ。
x4が登場する因数分解だね。
次のポイントのようにx2をカタマリとして扱ってみると、因数分解できることがあるよ。