高校数学Ⅰ
5分で解ける!長い式の因数分解2に関する問題
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解説
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練習の解説授業
「x2+(たし算)x+(かけ算)」に整理
まずは、
x2+3xy+4x+2y2+5y+3を
xの2次式として整理しよう。
x2+3xy+4x+2y2+5y+3
=x2+(3y+4)x+2y2+5y+3
「たして3y+4」「かけて2y2+5y+3」
ここで、
x2+(3y+4)x+2y2+5y+3
を 「x2+(たし算)x+(かけ算)」 と眺めるんだね。
「たして3y+4」
「かけて2y2+5y+3」
になる組み合わせを考えるんだ。
まずは「かけて2y2+5y+3」を探そう。
2y2+5y+3を因数分解すると、
2y2+5y+3=(2y+3)(y+1)
になるね。
次に「たして3y+4」。
ここで、出てきた 2y+3とy+1をたして、3y+4になっていれば因数分解ができる んだけど、どうだろう。
(2y+3)+(y+1)=3y+4
になった!
2y+3とy+1を、(x )(x )に入れる
あとは、2y+3とy+1を、(x )(x )に入れればOKだよ。
よって、
x2+3xy+4x+2y2+5y+3
=x2+(3y+4)x+2y2+5y+3
=(x+2y+3)(x+y+1)
答えをまとめると次のようになるね。
x2もy2も登場する、長い式の因数分解だね。
強引に 「x2+(たし算)x+(かけ算)」に整理して因数分解する のがポイントだよ。