高校数学Ⅰ
5分で解ける!放物線とx軸との共有点の求め方2に関する問題
- ポイント
- 例題
- 練習
この動画の問題と解説
練習
一緒に解いてみよう
解説
これでわかる!
練習の解説授業
y=0を代入して、2次方程式を解く
y=x2+2x+2とx軸との共有点を考えていこう。
x軸との交点ということは、y座標が0だね。放物線の式にy=0を代入して、xの2次方程式を解けば、求める点のx座標が出てくるよ。
x2+2x+2=0
この 2次方程式の解 が、 共有点のx座標 になる。解の公式に、 a=1、b=2、c=2 を当てはめればOKだね。
√の中身がマイナス!?
しかし、この問題。解の公式を使って、式を整理すると、√の中がマイナスになっちゃうんだ。
でも、これっておかしいよね。平方根の勉強をしたときにも、何度も注意されてきたはずだ。 √の中身がマイナス って、 あり得ない ことだよね。
解なし⇒共有点なし!
あり得ない解が出てきてしまった。つまり、これは 「解なし」 ということだよ。では、「放物線とx軸の共有点を求めようとしたら、解が存在しなかった」ってどういうことだろう?
これは、そもそも 「共有点がない」 ということなんだ。放物線は、x軸と 2点で交わる わけでも、 1点で接する わけでもなく、全く触れてすらいなかったんだね。
「放物線とx軸との共有点」 を求める問題だね。
ポイントは以下の通り。y=0を代入したあとの2次方程式がうまく因数分解できないときは、 解の公式 を使おう。