高校数学Ⅰ
5分で解ける!2次不等式の文章題に関する問題
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この動画の問題と解説
例題
一緒に解いてみよう
解説
これでわかる!
例題の解説授業
不等号のキーワードを見つけて立式!
求めたい縦の長さをxmとしよう。
不等号のキーワードを探すと、 「面積が12m2以上」 という表現が見つかるね。つまり 「(長方形の面積)≧12m2」 だ。
他に使えそうな手がかりは何だろう?
「周の長さが16m」 だね。長方形の周の長さが16mということは、 縦と横の長さを合わせると8m だよ。すると、 「(横の長さ)=(8-x)m」 と表すことができるね。
ただし、このとき、 「縦の長さが横の長さより短い」 ことから、 0<x<4 であることをおさえておこう。ここまでの内容を図にかこう。
「(長方形の面積)≧12m2」をxの式にする
xの範囲を定めにかかろう。
「(長方形の面積)≧12m2」 という不等式をxで表すにはどうしたらいいだろうか? そう縦の長さxm、横の長さ(8-x)mだから、次のように表せるね。
x(8-x)≧12
(ただし、0<x<4)
不等式を解くと、縦の長さの範囲がわかるよ。
不等式を解いて、xの範囲を求める!
あとは、いつも通り不等式を解いていくだけだよ。
ただ、辺の長さの条件から、 0<x<4 という範囲の限定がされていることも忘れないようにしよう。
長方形の縦の長さの範囲を求める文章題だね。
「範囲を求める」ということは、文章題から不等式を立式できればいいね。ポイントは以下の通りだよ。2つの手順を意識しよう。