高校化学基礎
5分で解ける!物質の変化(テスト5、第1問)に関する問題
- 問題
- 問題
この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
演習1
解説
これでわかる!
問題の解説授業
演習1は酸と塩基のどちらの性質なのか答える問題です。
順番に見ていきましょう。
塩基の性質は、①苦味がある、②赤色リトマス紙を青色にする、③手につけるとぬるぬるする
ア 赤色リトマス紙を青色に変化させる物質
赤色リトマス紙を青色に変化させるのは、酸・塩基のどちらでしたか?
塩基 でしたね。
よって、アは B です。
酸の性質は、①酸味がある、②青色リトマス紙を赤色にする、③MgやZnと反応して水素を発生させる
イ マグネシウムと反応して水素を発生させる物質
マグネシウムと反応して水素を発生させるのは 酸 でしたね。
よって、イは A です。
アレーニウスの定義によると、酸とは「水溶液中で電離して、H+を生じる物質」、塩基とは「水溶液中で電離して、OH-を生じる物質」
ウ アレーニウスの定義において、水に溶けてH+を生じる物質
アレーニウスの定義を覚えていますか?
水に溶けて電離すると H+ を生じる物質は 酸 でしたね。
塩基 は OH- を生じる物質でしたね。
よって、ウは A です。
ブレンステッド・ローリーの定義においては、酸とは「相手にH+を与える分子やイオン」、塩基とは「相手からH+を受け取る分子やイオン」
エ ブレンステッド・ローリーの定義において、H+を受け取る物質
ブレンステッド・ローリーの定義はマスターできていますか?
酸 はH+を 与える 物質でしたね。
H+を 受け取る 物質は 塩基 でしたね。
よって、エは B です。
今回は、確認テストです。
実際に問題を解きながら、これまでの内容を復習しましょう。