高校数学Ⅰ
5分でわかる!集合と要素とは?
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この動画の要点まとめ
ポイント
集合と要素とは?
これでわかる!
ポイントの解説授業
「集合」は怖くない!
でも、 聞き慣れない用語や記号が出てくるだけ で、実は、やる事は大した話じゃないんだ。むしろ、面倒な計算や複雑な図形が出ないからラッキーだと思おう。
「集合」と「要素」とは?
「集合」の分野で大事になるのは、用語をひとつひとつきっちりと覚えること。
最初に学習するのは、「集合」と「要素」について。
ポイントの図を見てみよう。
「集合」 というのは、漢字の通り、 「集まり」 のことだよ。
図で「ネコ、ゾウ、トリ、カメ」といった動物を枠で囲っているよね。このように、 仲間同士を集めて囲ったもの を、「集合」というんだ。
そして、この集合の中身の1つ1つのことを、 「要素」 というよ。
だから、上の図では、 「ネコは集合Aの要素である」 といった言い方をするよ。
「集合」と「要素」を記号で表すと…
「ネコは集合Aの要素である」 というのは、アルファベットの「E」のような記号を使って、 「ネコ∈集合A」 と表すことができるんだ。
この記号、何だかお尻のような形をしているよね。 「集合から、要素が1つプリっと出てきている」 イメージで覚えよう。
「要素でない」の表し方は?
逆に、「要素でない」ことがどのように表せるかも覚えておこう。
例えばみんなが持っている教科書。これは、集合Aの要素ではないね。
だから、否定の意味で上の記号に斜線を入れたものを使って、 「教科書∉集合A」 と表すよ。
今回から 「集合と論理」 について学習していこう。
「集合と論理」の分野は、計算が出てくるわけでもなく、図形が出てくるわけでもないんだ。
「なんだかつかみどころがなくてニガテ」という生徒が多い分野なんだね。