高校数学Ⅰ
5分でわかる!条件の否定
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この動画の要点まとめ
ポイント
条件の否定
これでわかる!
ポイントの解説授業
「Aの否定」=「Aでない」
それは、 「Aでない」 になるんだ。
・・・ものすごく当たり前だよね。
ちなみに、この「Aでない」は、補集合のときにも出てきた記号を用いて 「A(上部に棒線)」 と表すよ。
4つの頻出パターンがある!
そんな当たり前の話だけど、問題に出てくる 頻出パターンが4つ あるよ。それだけはしっかり押さえておこう。
① 「x=4」の否定
これは、「『x=4』ではない」のだから、そのまま「x≠4」とすればOKだよ。
② 「x<2」の否定
「『xは2より小さい』の否定」だね。ということは、「2よりも大きい」?
と、考えがちだけど、それだと 「x=2」 のことを放置してしまっているよ。
「x<2」の否定は、きちんと 等号もつけて「x≧2」 となるよ。
逆に、「x≦2」の否定なら、 等号を外して「x>2」 だね。
③ 「有理数」の否定
「有理数・無理数」の勉強は覚えているかな?
「有理数」の否定は、 「無理数」 になるよ。
④ 「奇数」の否定
「奇数」の否定は、 「偶数」 。
「奇数」と対になる数といえば、「偶数」だよね。
この④のパターンは、 「整数」 がテーマとなっている問題で出てくるよ。
今回は、 「条件の否定」 について学習しよう。
例えば、「Aである」という条件の否定って、どうなると思う?