高校数学Ⅰ
5分で解ける!対偶を利用する証明2に関する問題
- ポイント
- 例題
- 練習
この動画の問題と解説
例題
一緒に解いてみよう
解説
これでわかる!
例題の解説授業
「難しい式」⇒「易しい式」は対偶を考えよう
対偶「nは奇数⇒n2+1は偶数」から攻める
この命題の対偶は、
「nは奇数⇒n2+1は偶数」 だね。
仮定が「nは奇数」のほうが、とっかかりがつくりやすいね。
nは奇数だから n=2k+1(kは整数) とおくと、
n2+1
=(2k+1)2+1
=4k2+4k+2
これが 偶数かどうかを調べたい のだから 、2×(整数) の形に持って行って、
4k2+4k+2= 2(2k2+2k+1)
これは、偶数と言えるね。
対偶が真なら、もとの命題も真だね。
「n2+1は奇数⇒nは偶数」という命題の真偽を確かめよう。
この問題は、まさに以下のポイントに合致するね。対偶から攻めると良さそうだ。